肝臓病について(Q&A)

よくある質問

Q肝炎ウイルスに感染しているかを調べるのには、どのような検査をしますか?

A

B型、C型肝炎ウイルスに感染しているかは、血液検査で調べることが出来ます。これまでに肝炎検査を受けたことがない方は、一度検査を受けることをお勧めします。

Q肝炎ウイルス検査はどこで受けられますか? 費用はどのくらいかかりますか?

A

兵庫県では、お住いの地域の県健康福祉事務所や保健所で実施される検診で受けられるほか、県の指定する医療機関で受けることができます。兵庫県に住所がある方で、これまでに肝炎検査を受けたことがない方が対象です。費用は原則無料です。事前に医療機関に電話などでお問合せをしてください。

               

Q肝炎検査の結果が「陽性」でした。どうすればよいですか?

A

まずは肝臓専門医もいる医療機関の受診をしましょう。今のご自分の肝臓の状態を把握し、治療が必要かどうかを知ることが大切です。かかりつけ医から、専門医をご紹介していただくことをお勧めします。

アルコール性肝炎

お酒を常習的に飲んでいる方は、症状がなくても定期的に血液検査を受けることをお勧めします。
肝臓病の検査項目としてはAST、ALT、γGTPなどがあります。
γGTPが高値の方はアルコール多飲や脂肪肝が疑われます、お酒の量を1日平均2ドリンク(純アルコール20g)以下に減酒することが大切です。

*下記の酒量を参考にしてください。
もしAST、ALTも高値の場合には肝炎が疑われますので、断酒が必要となります。
アルコール性肝炎になり、さらに飲み続けるとやがては肝硬変となり命にかかわる深刻な状態となります。
そうならないよう節度な飲酒、またアルコール性肝臓病の早期発見が大切です。

*肝炎コーディネーターポケットマニュアルより一部抜粋